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経験者が語る!プロボノの魅力と成果 ~自分のスキルを活かせるボランティア~

更新日:2025/3/27

14:30~15:30
2E03教室
#プロボノ #社会貢献 #スキルを活かす

内容

「プロボノ」とは、職業上のスキルや経験を活かして取り組む社会貢献活動を意味します。

今年度、ぼ活!で新たに誕生したプロジェクト「ぼ活!×ふるさとプロボノ」では、鹿児島県・与論島と新潟県・越後川口の地域課題の解決に取り組みました。プロジェクトに参加したボランティアや支援団体が、プロボノの魅力と成果について語ります。

コメンテーターとして、連合総研主幹研究員の中村天江さんをお招きし、研究員の目線からみたプロボノがもたらす効果を解説します!

新しいボランティアの形として今注目されている「プロボノ」について理解を深め、自身のスキルアップもしながら社会貢献してみませんか?

新たなネットワーク構築の場としてもぜひご参加お待ちしております!

開催レポート

   

今回のVolunteer’s Summit2025最大の登壇者10人でスタートした本セッション。
ぼ活!の新プロジェクト「ぼ活!×ふるさとプロボノ」に参加したボランティアと支援団体のリアルな声をお届けしました。

ボランティアは、時間の限られた現地訪問時に50人以上にヒアリングしたりと、様々な苦労もあったものの、最終的には「仕事で得たスキルが、外の世界でも活きることに気づいた」という大きな収穫がありました。

また、現地の支援団体も、これまでの凝り固まった考えに対してボランティアからたくさんの気づきをもらうなど、多くの”副産物”を得られたそうです。

プロジェクトに参加したボランティア同士、そしてボランティアと支援団体の縁は、想像以上にかけがえのないものとなり、これがプロボノの大きな魅力だと感じます。

近年では、失敗を恐れずに挑戦できる、このプロボノ制度を導入する企業も増え、社会・個人・仕事の「三方良し」と連合総研主幹研究員の中村さんは言います。

参加者からは「生の声が聞けて良かったです」「挑戦の勇気をいただきました」などの感想をいただきました。
今後プロボノをより多くの方に知ってもらい、挑戦していただけたら幸いです。

登壇者

①ファシリテーター

嵯峨 生馬
(認定NPO法人 サービスグラント 代表理事)

1974年生まれ。シンクタンク研究員を経て、2005年、仕事の経験・スキルを活かしたボランティア活動「プロボノ」により、NPOの基盤強化を支援するサービスグラントの活動を開始。以来、9,000人を超える社会人の登録を集め、2,000件以上のプロジェクトを実施。

2020年に社会参加プラットフォーム「GRANT」を構築、2024年から世界30ヵ国以上を結ぶグローバル・プロボノネットワークの運営も担う。著書に『プロボノ』(勁草書房)。

②コメンテーター

中村 天江
(公益財団法人連合総合生活開発研究所 主幹研究員)

商学博士。1999年リクルート入社、2009年リクルートワークス研究所異動。2016年一橋大学にて博士号取得。2021年連合総研に転職。2024年より法政大学、早稲田大学の非常勤講師を兼任。「働くの未来」をテーマに調査研究・政策提言を行う。

リクルートワークス研究所時代に「個人のキャリアを豊かにする企業の社会貢献活動」「オリンピック・パラリンピックのボランティア・レガシー」を発表。連合総研にて「労働組合の未来」研究会を推進。

③プロボノ経験者

・ぼ活!×ふるさとプロボノin 新潟・越後川口 参加者 2名

・ぼ活!×ふるさとプロボノ in 鹿児島・与論島 参加者 2名

④支援団体

・NPO法人くらしサポート越後川口
(ぼ活!×ふるさとプロボノin 新潟・越後川口 支援団体)
新潟県長岡市川口地域を循環するコミュニティバス「川口地域バス」を管理運営するNPO法人。地域の人口減少等の理由から、利用者の減少や高齢男性や若年層の利用が少ない課題を抱えていた。

・与論町役場こども未来推進室
(ぼ活!×ふるさとプロボノin 鹿児島・与論島 支援団体)

・NPO法人よろん出産子育て応援隊あんまぁ~ず
(ぼ活!×ふるさとプロボノin 鹿児島・与論島 支援団体)
世界有数の美しさを誇る海に囲まれ、人口約5,000人が暮らす鹿児島県最南端の島「与論島」。毎年30人前後の新生児が誕生し、行政や民間団体が、子育て家庭を支援するため様々な取り組みを行っているが、活動が多岐にわたり、情報の集約が課題となっていた。

ぼ活!初のプロボノプロジェクト「ぼ活!×ふるさとプロボノ」

「ぼ活!×ふるさとプロボノ」は、地域コミュニティの課題解決や地域経済の自立を応援するプロジェクトとして、鹿児島県・与論島で「子育て支援活動の現状をまとめた小冊子の作成」と、新潟県・越後川口で「コミュニティバスの利活用促進に向けたニーズ調査」の2つの地域で実施しました。

2024年9月にぼ活!サイトで募集し選考された、与論島 6名、越後川口 4名のプロボノワーカーが、2024年10月から活動を開始し、現地訪問やヒアリング、を繰り返し、それぞれの地域が抱える課題解決に取り組みました。

2025年1月までに、与論島では「島内の子育て支援をまとめた小冊子」の作成、越後川口では「コミュニティバスの利活用促進に向けたニーズ調査と結果報告」を行い、それぞれの支援団体に成果物を提出しプロジェクトが終了しました。

本セッションでは、各プロジェクトの成果物の紹介を行い、プロジェクトに参加した「プロボノワーカー」と「支援団体」の双方から視点からプロジェクトを振り返ります。

「ぼ活!×ふるさとプロジェクト」は、日本財団ボラセンと認定NPO法人サービスグラントの共催事業です。

プロジェクトの詳細や経過は、サービスグラントのWEBサイトで紹介されています。

ぼ活!×ふるさとプロボノin 新潟・越後川口
https://www.servicegrant.or.jp/projectslist/npo-kurasapo/

ぼ活!×ふるさとプロボノin 鹿児島・与論島
https://www.servicegrant.or.jp/projectslist/yoron/

担当スタッフが紹介!おすすめポイント

  𠮷村
“プロボノってなんだかハードルが高そう”そんなイメージを払拭したい!
様々なキャリアの持ち主がチームとなり、立派な成果物が完成しました。
社会貢献をしながら自身のスキルアップにもなる素敵な体験談をお届けします。

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