日本財団ボランティアセンター(日本財団ボラセン)は10月3日に、ボランティア活動推進に関する連携協定を軽井沢町と締結しました。日本財団ボラセンが、自治体と連携協定を締結するのは、今回が初めてです。
連携協定の目的
軽井沢町と日本財団ボラセンは、これまでにボランティアプログラムの実施や高校へのボランティア活動のサポートなどで、連携・協力をしてまいりました。2023年9月には、日本財団ボラセンが国内各地で行っている「旅するボランティア」を軽井沢町で実施し、9名の若者が3泊4日にわたって町内に滞在し、野生動物対策ゴミ箱の清掃など、野生動物保護に関する活動を行いました。
今回の協定は、軽井沢町と日本財団ボラセンがボランティア活動推進に関して、相互に協力・連携を深め、ボランティア活動の発展に寄与することを目的としています。今後は、毎年5月に開催される「軽井沢ハーフマラソン」など、町内で開催されるイベントへのボランティア派遣や、町内のボランティア団体や教育機関などが行うボランティア活動のサポートなどを通じて、協力・連携を行っていきます。
協定内容
1.ボランティア活動や社会貢献活動に対する支援活動
・町内の団体や学校等が行うボランティア活動に対するサポート
2.ボランティア活動や社会貢献活動における広報活動
・町内でのボランティア派遣事業の広報協力
3.ボランティア活動や社会貢献活動に関する教育活動
・町内の学校等でボランティア経験者による出前授業「ボ学」の実施
4.災害時の緊急事態やイベントにおけるボランティア派遣
・町内で開催されるイベントへのボランティア派遣
・災害時の緊急事態へのボランティア派遣
コメント 山脇 康・日本財団ボランティアセンター会長
この度は、軽井沢町とのボランティア活動推進に関する協定を締結することができ、厚く御礼申し上げます。
軽井沢町では、既に多くの町民の方や団体が活発にボランティア活動を行っていると伺っています。そのようなボランティア活動が盛んな自治体と、我々にとって、自治体とは初となる連携協定を締結することができ、大変嬉しく思っております。
私たちは、楽しみながらボランティア活動を推進していくことが、多様性あふれる優しい社会の実現に繋がってゆくと考えています。今後は、町内で開催されるイベントへのボランティア派遣や、ボランティア経験者による出前授業「ボ学」を通じて、ボランティアの魅力を伝え、町内での活動が一層盛んになることを期待しております。
私たち日本財団ボランティアセンターは、これまでに培ってきた知識、ノウハウ、ネットワークを提供し、ボランティア活動を通じて、軽井沢町のより良いまちづくりを支援してまいります。