レポート&コラム

【能登半島地震】 災害ボランティア活動を開始

2024年1月29日
災害
【能登半島地震】 災害ボランティア活動を開始

令和6年能登半島地震で被災された皆様、ならびにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

2024年1月1日16:10に石川県能登地方でマグニチュード7.6、最大震度 7を観測する「令和6年能登半島地震」が発生しました。石川県を中心に家屋の倒壊、土砂崩れ、津波など広い範囲で被害が発生し、現在も断水が続き、復旧の見通しが立たない地域もあります。

日本財団ボランティアセンターでは、1/4からスタッフを現地に派遣し、石川県珠洲市で支援活動と災害ボランティア派遣を検討するための情報収集を行いました。その結果を踏まえ、災害ボランティア第1陣の派遣や、街頭募金などの支援活動を行っています。

発災3日後にはスタッフが被災地入り

日本財団ボラセンスタッフは、発災3日後の1/4に東京を出発し、車で石川県珠洲市を目指しました。能登半島の中央に位置する七尾市までは、大きな問題なく到着しました。しかし、その先の穴水町、能登町、珠洲市へと進むほど、土砂崩れやアスファルトのひび割れ、マンホールの隆起など徐々に被害が大きくなりました。七尾市から珠洲市までは、通常ならば2時間程度で到着しますが、渋滞や迂回などにより、到着までに6時間ほどかかりました。

珠洲市に到着した日本財団ボラセンスタッフは、「道路啓開」や行方不明者の捜索サポートを行いました。

大規模災害では、緊急車両等の通行のために、最低限の瓦礫処理や、簡易な段差修正等を行い、救援ルートを開ける道路啓開が重要になります。通行ができない箇所を解消することで、復旧活動をサポートしました。

また、1/7からは本格的な雪が降り、15センチほどの積雪になったため、支援団体がスムーズに出動できるよう活動拠点や、在宅避難者の家屋の雪かきなども行いました。

第1陣のボランティアが足湯や炊き出しを実施

1/17~23の期間には、災害ボランティア派遣第1陣として5名のボランティアを派遣し、珠洲市内の避難所で、足湯や炊き出し、夜間の見守りなどを実施しました。

避難所には、様々な支援物資が届けられ、ニーズに寄り添った支援体制も進められていますが、上下水道の断水復旧に数か月が見込まれるなど、避難生活は長期化が予想され、震災関連死のリスクも高まっています。

被災された方々が少しでも心が休まる時間を過ごせるように、日本財団ボラセンでは、足湯や温かい料理の炊き出しを行いました。

断水が続き、入浴もままならない中では、足湯は血行が促進され、風邪の予防、睡眠の促進、血流改善などの効能があるため、多くの被災地で実施されています。足を10~15分間お湯につけてもらい、その間にボランティアが手をさすったり、マッサージを行います。

日本財団ボラセンが足湯を行った避難所では、断水が続いて、仮設風呂も整備されておらず、定期的に入浴ができていないことから、最初は足湯を遠慮される方もいましたが、ボランティアが声を掛けると徐々に利用していただける方が増えていきました。

ある男性の方は「足湯を利用した翌日は、朝までよく眠れた」と2日連続で利用していただきました。またある女性は、お湯に入れるアロマにラベンダーの香りを選ばれると、珠洲市には以前にラベンダー畑があったことをお話してくれました。

最初は緊張されていた利用者の方も、足湯やマッサージで体が温まることで緊張も徐々にほぐれていきます。緊張していたのはボランティアも同じです。

街頭募金活動に約60人のボランティアが参加

また、週末の1/27には、東京都千代田区の有楽町駅前で、能登半島地震のための支援金募金活動を行いました。募金活動には、ぼ活!サイトで応募いただいた約60人のボランティアの方々にご参加いただきました。

参加されたボランティアの方々には、出身地が石川県の方や東日本大震災の時に被災の経験がある方など様々な想いをもってご参加いただきましたが、多くの方が「現地に行くことは難しいが、なにか被災地の力になりたい」という思いでご参加いただきました。

近隣で開催していた「つながる!!Tokyoボランティアフェスタ2024」の出展ブースでも募金活動を行い、計368,252円のご支援をいただきました。

募金は日本財団 災害復興支援特別基金に全額寄付させていただきます。

引き続き、日本財団では支援活動のための寄付金を募っています。クレジットカード、Apple Payなどを通じて、お手元のスマートフォンからの寄付も可能です。皆様のご支援をお願い致します。

≪令和6年能登半島地震への対応とご寄付のお願い(日本財団WEBサイト)≫
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/information/2024/20240101-98024.html

第3陣 災害ボランティア 令和6年能登半島地震 募集開始

被災地では、一般に募集した災害ボランティアの受け入れが開始され、災害ボランティアの活動環境も徐々に整い始めています。

日本財団ボラセンでは、引き続き、災害ボランティアを珠洲市に派遣し、足湯や炊き出しなどの避難所での支援活動を行います。

現在、第3陣にご参加いただける方をぼ活!サイトで募集しています。活動場所は、断水が続いており、電気も一部のエリアしか復旧しておらず、ボランティアの宿泊環境などに制約がありますので、確認事項などを必ずご確認いただき、ご応募ください。

ぜひ、ご協力お願いします。

≪詳細・お申込みはこちらから。2/1(木) AM9:00申込〆切。参加無料≫
https://vokatsu.jp/event/1706512447026×503503515406041100